Gear Review — クッキング

snow peak チタントレック900 レビュー175gのパーソナルクッカー

175gの軽さと900mlの容量を両立した、チタン製のパーソナルクッカー。フタはそのままフライパンとしても使え、湯沸かしから炊飯、鍋料理までこれ1つでこなせる。長く定番であり続ける理由が分かる1台。

風防の上でシングルバーナーにかけたチタントレック900 チタントレック900で鶏肉と白菜を煮込んでいる様子
風防・バーナーと合わせて設営。付属の脚を広げて自立させて煮込み料理も。

Spec / 基本スペック

ブランド
snow peak(スノーピーク)
製品名
チタントレック900
サイズ
ポット φ120×107mm/フタ φ127×39mm
容量
ポット900ml/フタ250ml
重量
約175g
素材
チタン

01175gという軽さ

同じトレック900にはアルミ製(約265g)もあるが、チタン製は約175gと大きく軽量化されている。徒歩や公共交通で運ぶキャンプでは、この90gの差が積み重なって効いてくる。チタンは金属臭が少なく、酸味のある料理でも味に影響が出にくいのも利点。

02フタがフライパンになる汎用性

フタ(容量250ml)はそのまま浅型のフライパンとして使える構造になっている。ポットでご飯を炊きながら、フタでおかずを焼く、といった同時進行の調理も可能。1つの道具で鍋・フライパンの両方をまかなえるので、荷物を絞りたいソロキャンプに向く。

03900という容量のちょうどよさ

900mlは、ソロの1食分の湯沸かし・炊飯・鍋料理に過不足のない容量。袋麺もそのまま折らずに入れられる横幅があり、パッキング時に麺を割ってしまう心配がない。より多く調理したい場合は1400へのステップアップも視野に入るが、ソロならまず900で十分こと足りる。

04アルミ製との使い分け

同じトレック900にはアルミ製(アルマイト加工、約265g)もラインナップされている。アルミ製はチタンより価格が控えめで、熱伝導率が高いぶん焦げ付きにも比較的強い。一方チタン製は軽さと耐食性、金属臭の少なさで勝る。とにかく軽さを優先したいならチタン、コストを抑えつつ扱いやすさも欲しいならアルミ、という選び方になる。900と1400はスタッキングもできるため、容量を追加したい場合はサイズ違いで揃えるのも選択肢だ。

05実際に使ってみて

風防・シングルバーナーと組み合わせて鍋料理を作った際、脚を広げて自立させることで安定感のある煮込みができた。鶏肉と白菜を煮込む程度なら900mlの容量で十分な量を作れる。チタンゆえに火が当たる部分に熱が集中しやすく、強火のまま放置すると焦げ付きが出やすいと感じたため、弱火〜中火でこまめに様子を見ながら調理するのがコツだと分かってきた。軽さと引き換えに、火加減への配慮は必要な道具だ。

06よくある質問

アルミ製のトレック900との違いは?

アルミ製は265gとやや重いですが価格が控えめで、チタン製は175gと軽い分価格が上がります。軽さを最優先するならチタン、コストを抑えたいならアルミがおすすめです。

1400とどちらを選ぶべきですか?

ソロの1食分なら900で十分です。多めに調理したい、2人分をまかないたい場合は1400を検討してください。900と1400はスタッキングも可能です。

焦げ付きやすいですか?

チタンは熱伝導率が低く、火が当たる部分に熱が集中しやすいため、強火で放置すると焦げ付きやすい傾向があります。弱火〜中火でこまめに様子を見るのがコツです。

07まとめ

175gの軽さと900mlの容量を両立した、チタン製のパーソナルクッカー。フタがフライパンにもなる汎用性で、湯沸かしから鍋料理までこれ1つでこなせる。荷物を絞りたい電車・徒歩キャンプのソロクッカーとして、まず候補に挙がる定番の1台。

snow peak(スノーピーク) チタントレック900

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